月別アーカイブ: 2006年11月

2006.11.16

大きなマーブルチョコレート

20061116

所用で都心に出たので、原宿にある『KDDIデザイニングスタジオ』に行く。
実は今日までauの携帯電話『INFOBAR』の後続機『INFOBAR2』のコンセプトモデルが展示されていて、それを見るのが目的。

僕は携帯電話にこだわるタイプじゃないし、つい最近までカメラもなけりゃメールも持っていなかった。でも、初代『INFOBAR』が出たときのショックは今も覚えている。
もともと深澤直人に興味があったから、おのずとこの人がデザインした携帯電話には興味があったんだけど、今回の『INFOBAR2』も「いや~面白いですね」なんて思っちゃう。

展示ブースでは、『INFOBAR2』を持った時の感覚を味わえるよう、ボタンや画面などの装飾が一切排除された、表面が塗装のみのつるんつるんの模型があって、実際に持ってみると何だか携帯電話じゃないみたい。こりゃ~大きくなったマーブルチョコレートだね。
そして、そんな模型を触っていると、携帯電話の見た目や機能以前に、深澤直人の携帯電話へのこだわりと生態心理学への傾倒が伺えたりして面白かった。

別の会場では『Trilogy』と題した3人のクリエーターによるコンセプトモデルの展示もあって、そちらも想像力をかき立てられた次第。
興味がある方はこちらのホームページで『INFOBAR2』や『Trilogy』を見ることができますよ。

2006.11.11

浅草でインドカリー

ちょいと用事があって友人と浅草に行ったので、友人おすすめのインドカレー屋に連れて行ってもらう。
しかし、すごいねここのナン。その大きさも凄いんだけど、気を遣ってなのかお皿からはみ出ないように途中で折り畳んでいるんだもの。これじゃ、食べる前に爆笑だよ。
そんでもって、浅草(正確には田原町)だからというわけでもないんだろうけど、値段に比べて量が多い。
レディースセットなんてものもあったけれど、こりゃ~、女性が食べるの大変そうだ。

僕はここ10年位、いわゆる下町と言われるところでよくご飯を食べるものだから、その値段とボリュームになれちゃって、、、。
都会のこ洒落たお店ではもう食べられません。だってメニューと実際に食べる物が違いすぎる。量が少ない割に値段が高い。それでも美味しければいいけれど、そうじゃない場合も多い。
僕が食べているお店だけかもしれないけれど、多くのところは納得するものが出てくる。味も満足。もちろん値段も手頃だ。

何だか下町の味になれちゃってね、もう都会には戻れないかもしれません。
でも、こうやって下町で食事をしていると「都会は田舎者の集まりだから」なんていう声も聞こえてきてね、そう言っているおやじも相当しみったれているんだけど、、、。
でも、そんな会った事もない人の愚痴なんぞ言って、日々のストレスを解消しているのが何とも微笑ましいし、ある意味健康的だね、なんて思う訳です。

2006.11.10

タカダワタル的

『タカダワタル的』のDVDを観る。
うぅ~ん、やっぱり高田渡いいね。こんな風に歌っていくことができたらな、なんて思っちゃう。
近しい友人からは「高田渡にあこがれて大丈夫?」なんて言われているけれど、それは高田渡が酒好きでちょっと駄目な感じがするからかな、なんて勝手に思っているんだけど、、、。

確かにね、酒好きでどうしようもないおじちゃんに見えるけれど、高田渡自身も「それでいいんじゃない」なんて感じでひょうひょうとしているところがまたいいわけです。そして、そんなところからしか見る事が出来ないだろう風景を曲にしているものだから、「今の流行は?」なんて世間を気にしながら自身を偽り、結局やりたい事もできずにプライドだけ高くなっちゃうアーティストより全然いいね、なんて思う。

まぁ、これは褒め言葉だけど「高田渡は古くならないな」なんて思う。だってはじめから古いんだもの。
でも、それは懐メロのような古さではなく、そこには常に新鮮な風が吹いていて、そんな風が僕の前を吹き抜ける時、僕は流行や新しさとは無縁のみずみずしさを感じるわけです。

2006.11.09

大学病院でAランチ

訳あって都内の某大学病院に行く。
以前、身内の病気で他の大学病院に行っていたので、初診がどのように扱われるのかは分かっていたけれど、この病院もご多分に漏れず、あらゆる場面で延々と待たされる。

でも何だろう、今日の医者は、、、。病状はちゃんと診断してもらえたけれど、どのように治療していくのかについては、まったく患者の思いは無視なんだもの。それに加えて「医者の考えが絶対で間違はない」と患者に押し付けるかのようなあの態度。不信感が湧く。
やっぱりね、医者にとっては大した病気じゃないのかもしれないけれど、体を預ける以上、どのようにその病気と向き合い治療していくのか、患者の思いをもう少し汲み取ってもらえないものかと思ってしまう。

これじゃ、お昼に食べたAランチと変わらないね。
つまり「コックは注文された料理を調理/医者は診断した病気を治療(手術)」する。そして「お客は料理を食べ/患者は処方された薬を飲み(術後のリハビリを行い)」「食べ終われば/体が回復すれば」「料金を払い/治療費を払い」「店を出る/病院から出る」と。
まだ飲食店の方がメニューから好きな物を選べるだけいいよ、なんて思っちゃう。食べたい物がなければ、店を出ればいいわけだし。まずい料理を出すお店にわざわざ食べに行く事もないわけだから、お客がお店や料理を選ぶように、病院や医者も選んでいきたいな、と思う。

「病は気から」というけれど、不信感を抱く医者に病気を治してもらったとしても、今度は気が病んで、ほかの病気を患ってしまいそうだ。

2006.11.08

おいしい空気

昨日に引き続き今日も朝早く眼が覚める。でも、今日は雨音じゃなくて寒さで。
でも僕、こういう冬に近づいた季節の冷やされた朝が好きなんですね。外に出て深呼吸をすると、冷たく澄んだ空気が体の隅々まで沁み渡って、何だか余分な力が抜けて気持ちも体も元気になる。そして、周りの物事がよく見えてくるんですね。何でしょ、これって。

そういえば、最近は対人関係でもそんな風に空気に例えるようになったなぁ。
つまり「その人と一緒にいるとよい空気を吸っていると感じられる人」は、僕にとって相性の良い人であり理想でもあるんだろうな、ということなんだけど。
抽象的な言い方だけど、体感としてはとても具体的な事だから、僕にとってはとてもしっくりする言い方なんですね。
今日の朝の空気のような、一緒にいると余分な力が抜けてね、でも決して緩くなるという事ではなくて。