月別アーカイブ: 2008年1月

2008.01.30

お帰りなさい

20080130

『ニュー・ビジョン・サイタマIII』展で使った植物たちが帰ってくる。

植物たちにとって美術館はとても居心地がよかったようですね。
いくつかの植物は会期中に花を咲かせたし。
学芸員のMさんが手入れをしてくれたこともあって、ほとんどの植物は成長して帰ってきました。

「う~ん、外はまだ寒いなぁ。」
「搬入前のようにお庭で、というわけにはいかないよな。」
「だからといって全部部屋には入りきらない。」

ということで、いくつか選別はしたものの部屋の中は植物たちでいっぱいに、、、。

でもこういう状況も悪くないですね、植物園みたいで。
春が来るまで植物たちのご機嫌を伺いながら制作っていうのもいいでしょう。

2008.01.27

お客さんに紛れて

埼玉近美の『ニュー・ビジョン・サイタマIII』展も今日で最終日。
自分の展示をあらためて見直すべく、かみさんと展覧会を見に行く。

といっても、ただソファーに座ってじっと眺めているだけなんだど、、、。
でも、ソファーに座りながらお客さんに紛れて自分の展示を見るのもいいものです。
誰も僕のことを出品作家だと思わないし。

それに、そうやって自分の展示を見ていると、どこか他人の展示に見えてくるから不思議なものです。
だたソファーに座って休憩している人がいてもまったく問題ないと思えちゃうしね。

まぁ作家としての自意識が薄いだけなのかもしれないけれど、、、。

2008.01.26

夜のお供だけでなく

20080126

少し前だけど、かみさんとかみさんの友人にお酒を貰う。
お酒のビンって可愛いのがあるんですね。

おととしはギャラリーのYさんにパンダ柄のワンカップを貰ったし、、、。
コレクションが増えてうれしいです。

2008.01.24

いいものはいいんですね

20080124

今日を逃すと見逃している展覧会に行けそうにない、、、。
ということで、一気に見てまわる。

まずは高円寺にある無人島プロジェクションでやっている『風間サチコ/満鉄人 VS プリズン・ス・ガモー』展へ。
初の映像(アニメーション)作品があって驚く。
だけど、会場が狭く展示作品も少ないこともあって、もう少しほかの作品も見たくなる。

さて、お次ぎは麻布にあるギャラリー ル・ベインでやっている『深澤直人/木のイスとテーブル』展 へ。
この展示は深澤直人がデザインし、マルニ木工が制作した同社の2008年コレクション展のようです。
会場には深澤直人がデザインしたイス「HIROSHIMA」などが展示されて、実際に座る事もできます。

ということで「HIROSHIMA」に座ってみる。
いや~このイス座り心地いいですね。深く腰を掛けるとぴったりと背もたれが合って気持ちいいです。
それに無塗装に近い自然な木肌の仕上げは触り心地もいいですね。とてもリラックスできます。

さてとまだ先は長し、、、。

お次ぎは新橋にある旧新橋停車場鉄道歴史展示室でやっている『現代絵画の展望 -それぞれの地平線-』展へ。
感想は、、、とりあえず置いといて、会期中に千葉成夫による講演会があるようです。

続いて銀座・資生堂ギャラリーでやっている『第2回 shiseido art egg/窪田美樹』展へ。
常に見続けてきた作家ではないけれど、インスタレーションの仕方やどこか物語を感じさせるところがあって、少し変わってきているのかな、と思う。
最近はこういう感じなのかしら、、、。

さてと銀座から京橋方面へ。

ギャラリー小柳でやっている『Hanayo』展へ。
逆光で露出オーバー気味の写真が多いせいか、会場自体が光に包まれているように感じますね。
でも、僕は娘さんが原稿用紙に書いた手紙があったのがよかったです。
リーフレットに掲載されている清水穣のテキストとはまた違ったところで、僕には花代の作品を解説しながらも、作品と隣り合っているようにも思えるし、、、。

お次ぎは藍画廊でやっている『高柳恵理』展へ。
会場には照明が明滅する作品があって、ほかの作品や会場自体の見え方も変わるし、しばらく見ていても飽きませんね。
照明の明滅に合わせて、作品の見方や意味がグラデーションのように変化していく感じです。

さてと最後に『現代絵画の展望 -それぞれの地平線-』展の上野会場へ。

いや~迷いました。だってチラシにはギャラリーって書いてあるから、、、。
てっきり展示室を想像していました。通路の壁面だったんですね。
うぅ~ん、そういう場所に現代絵画と銘打った作品が展示されているのを見るのは、また考えさせるものがありますね。

そういえば写真をポスターにして駅の掲示板に展示する事を考えていたなぁ。
機会があればやってみたいけれど、、、。時が来るまでひっそりと暖めておきましょう。

余談でした。