いとうせいこう著『存在しない小説』を読む。
小説を読んだのが久しぶりだった事もあってか、最初の章でちょっとつまずいたけれど、その後は順調に。
で、感想はといえば、この小説の設定も含めて考える事も多かったし、読み返したらまた新しい印象を受けるかも。
『想像ラジオ』も読んでみようかしら。
2014.03.01
いとうせいこう著『存在しない小説』を読む。
小説を読んだのが久しぶりだった事もあってか、最初の章でちょっとつまずいたけれど、その後は順調に。
で、感想はといえば、この小説の設定も含めて考える事も多かったし、読み返したらまた新しい印象を受けるかも。
『想像ラジオ』も読んでみようかしら。
2013.03.23
昨年、アキバタマビでの展覧会でご一緒した小林くん、戸谷くん、忽滑谷くんの3人が発行した雑誌『SKIP』。Vol.1は「セザンヌ?」と題されています。
今後、不定期ながら発行していくとの事。
次号はどんな構成になるのか、期待して待ってみましょう。
SKIPのホームページには取扱店も書いてあるので、興味がある方は、、、。
2012.12.23
今日は夕方から『なみゆくながら、着かず、離れず。』の打ち上げ。
トークの模様を文字おこしした記録集(通称「なみゆく本」)も残せたし、それも含めれば充実した展覧会だったと思う。
以下は僕が「なみゆく本」に寄せた文章です。
・・・・・
ここに割れてしまった茶碗がある。新しく買い直すのもよいが修復もできる。では修復するならどちらの方法がよいか。修復した事がわからない状態にまで戻すのか、あるいは割れた事実を残しつつ修復するのか。
「なみゆくながら、着かず、離れず。」を通過した今、僕(たち)が選択するのは後者になるだろう。なぜなら、参加作家や作品、音、観客等を含めて、着かず離れずの関係の中で見えたズレを、あたかも無かったかのようにする事などまったく考えていなかったから。むしろそのズレが何なのかはっきりさせる方に力を注いでいた。そして、それは普段ならやり過ごしてしまう事でも、あらためて僕(たち)の今の事ととして捉え直す機会でもあった。そこでの話題がたわいもない事でも、すでに議論し尽くされている事であってもいい。問題はそれらが僕(たち)の前で疑問を投げかけていることにあった。
さて、割れた茶碗の話に戻るけれど、実はもうひとつ選択肢があった。それは割れた茶碗を修復しないで眺める事。そして、それをまったく別のカタチに置き換える事。茶碗としては使えないけれど、展覧会が終わった今、余韻としても続くだろう着かず離れずの関係や、これから残される(だろう)オンタイムトーク本(仮)の事を考えれば、それを選択することもあるかもしれない。
2012.12.19
GALLERY CAPTIONでの個展の際、Aさんに紹介して頂いた本。
加地大介著『穴と境界』。
Aさん曰く「もし買うようだったら立ち読みしてからの方がいいですよ」との事。
なのでネットではなくどこかの本屋にないか探していたら、あるじゃないですか神保町の三省堂に。
今年はこの本を読みながら年を越す事になりそうです。
2012.11.15