カテゴリー別アーカイブ: デザイン

2007.12.06

INFOBAR 2

昨日の夕方、かみさんが携帯電話を買い替えるというので同行する。
かみさんは初代INFOBARを使っていたんだけど「最近は充電してもすぐになくなるし、、、もう寿命だねぇ」なんて嘆いているところへ「INFOBAR 2」の販売。よくできているものです。

さて、auショップで「INFOBAR 2」を手に取ってみる。
緑色のは塗装がでこぼこしてよく見りゃ色も変な感じ。何だかどこかで触ったような見たような、、、。
深澤直人らしいですね。

かみさんは緑色とシルバーで悩んでいたけれど結局シルバーにすることに。
初代INFOBARは赤白の通称ニシキゴイだったからいいんじゃないかしら。

ついでにかみさんが「INFOBAR 2」用のケースを尋ねていると、auショップのお姉さんがいくつか紹介してくれる。
そんな中で僕が気になるケースを見て、
「これ、アップルパイの箱みたいだね。」
と言うとお姉さんは、
「あっマックのアップルパイね。そう言われれば、、、ウケる。」
だって。お姉さんは仕事忘れて大笑い。

お粗末様でした。

2006.11.16

大きなマーブルチョコレート

20061116

所用で都心に出たので、原宿にある『KDDIデザイニングスタジオ』に行く。
実は今日までauの携帯電話『INFOBAR』の後続機『INFOBAR2』のコンセプトモデルが展示されていて、それを見るのが目的。

僕は携帯電話にこだわるタイプじゃないし、つい最近までカメラもなけりゃメールも持っていなかった。でも、初代『INFOBAR』が出たときのショックは今も覚えている。
もともと深澤直人に興味があったから、おのずとこの人がデザインした携帯電話には興味があったんだけど、今回の『INFOBAR2』も「いや~面白いですね」なんて思っちゃう。

展示ブースでは、『INFOBAR2』を持った時の感覚を味わえるよう、ボタンや画面などの装飾が一切排除された、表面が塗装のみのつるんつるんの模型があって、実際に持ってみると何だか携帯電話じゃないみたい。こりゃ~大きくなったマーブルチョコレートだね。
そして、そんな模型を触っていると、携帯電話の見た目や機能以前に、深澤直人の携帯電話へのこだわりと生態心理学への傾倒が伺えたりして面白かった。

別の会場では『Trilogy』と題した3人のクリエーターによるコンセプトモデルの展示もあって、そちらも想像力をかき立てられた次第。
興味がある方はこちらのホームページで『INFOBAR2』や『Trilogy』を見ることができますよ。

2006.08.31

アノニマス

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BRUTUSの最新号は「アノニマスデザイン」特集です。
展覧会の煩雑さに追われてついつい買うのを忘れていて、やっと今日、購入。明日には次号が出てしまうから滑り込みセーフ。バックナンバーを取り寄せるのも面倒だからね。
ところで、アノニマスなんて言葉を聞くと、僕なんかはアノニマスな写真の方をまず思い出しちゃうんだけど。アノニマスって言葉をはじめて知ったのも、中平卓馬や森山大道の写真を通してだし。昔、季刊誌デジャ=ヴュでプロヴォークの特集をやっていたのを思い出します。
さて、アノニマスデザインだけど、今年の6月にアクシスギャラリーでやっていた「スーパーノーマル」展にもあちらこちらに散らばっていて、僕にはとても刺激的でした。いわゆるアートと言われているものとはまた違ってね。
もちろん美術館やギャラリーに行ったりするけれど、最近はそれとはまた違った感じで、「スーパーノーマル」展とかに行くことが多くなった。恵比寿にあるマルタン・マルジェラのショップでやってた展示(展示と言ってよいのかわかりません、、、)も面白かったし。
何なんでしょうね。アートが何なのかとっても気になって仕方がないのに、興味の方向はあちらこちらへ、、、。その内、収拾がつかなくなっちゃうかもしれません。
では、最後に我が家にあるアノニマスデザインを。
僕がこよなく愛するお酒、ワンカップです。我が家にあるのはパンダの絵柄が描かれているものだけど、これってアノニマスデザインなんじゃないかしら。
しかし、ワンカップにこんなかわいらしい絵柄が描かれているとは、、、。これは知人に頂いたものだけど、こんなワンカップがあるとは知りませんでした。ちょっとカルチャーショック、、、。
本当は中身のお酒も残しておこうと思ったんだけど、そんなショックから立ち直るため、その日のうちに飲んじゃいました。中身はもうありません。