月別アーカイブ: 2009年2月

2009.02.28

瞬きをして、光景

GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVEでやっている『光景/村山伸彦』展を見に行く。

絵を見る事には単純に見る事の楽しみや喜びっていうのがあるでしょう。
もちろん解釈として何かしらを読み解く事もありますね。

絵の前で瞬きをする。
瞬きをする前と後で絵の印象が違っていることってあるかしら。

そこにはあらかじめ用意された答えがありそうでありません。
だからこちらの期待を気持ちよく裏切ってもくれます。

村山君の絵って今見た光景が逃げて行くようなところがありますね。
でも、僕にはそれが魅力的に映ります。

これからどんな感じになっていくのかとても楽しみですね。

2009.02.21

昭和残像伝、脱臼する地下、空景

20090221

高円寺の無人島プロダクションでやっている『昭和残像伝/風間サチコ』展に行く。

前回はアニメーションがあったけれど、今回は胸像ですか、、、。
と思ったらとんだ思い違い。石炭でできたお土産だそうです。

でも、それを知らなくても妙に変な感じです。胸像が、、、。
さてとお次ぎは高円寺からひと駅お隣の中野へ。

FEMTEでやっている『脱臼する地下、空景/山下香里』展へ。

展示の内容もさることながら、展示している場所はギャラリーではないんですね。

作家自ら大家と交渉して展示会場として設えた地下室、ということを加味して考えるとまた面白いですね。
普通、何かをこしらえる事はほねつぎをしているようなものでしょうけれど、それが脱臼しているんですから。

ひそやかでささかやかな事かもしれないけれど、それだけで充分な時がある、と思ったりしますね。
何だかスペクタクルな作品が多くなってきている感じがする、と僕が勝手に思っているだけかもしれないけれど、、、。。

2009.02.03

変えない事と変わらない事、岐阜へ

打ち合わせのためにGALLERY CAPTIONへ。

今年の展示はどんな感じになるでしょう。実際、蓋を開けてみないと分からないところがあります。
もちろんそういう事を盛り込んでいるからですが、、、。

まぁデジカメのようにいつも変わらぬプリントを、というのも時には考えものなので。

その時のリアルな事を展示に反映させていこうとすると、同じ作品を使ってもまったく別の展示になる、ということは大いにあることです。
だからという訳ではないけれど、いつでも変わらぬ展示を残すために綿密な指示書を残す、というものあるでしょう。

でもね、僕はあまりそういう事に興味がないんですね。
つまりどう展示したって構わないよ、という考えですね。

変えない事と変わらない事。

どちらに魅力を感じるかはそれぞれだと思いますが、、、。

2009.02.01

すべらか~に

夕飯を食べながらいつものようにかみさんと美術談義。

僕はお酒を飲んでいますから、話す事もすべらか~に出てくるわけです。
時には自分でもメモっておきたい事を言ったりして。

でもね、ここにジレンマが、、、。

お酒を飲まなきゃ口はすべらか~にならないし、かといってお酒を飲むとトコトンまで。
話した事を思い出そうとしてもすでに夢の中。

我ながら困ったものです。