月別アーカイブ: 2008年11月

2008.11.29

盲視

東京画廊でやっている『盲視/栗原一成』展に行く。

また少し変わってきたのかな?
でも基本的は姿勢は変わっていないと思うし、これは出力の変化なのかな、、、。

ところで、絵というのは時間がかかるものですね。
世の中の変化に合わせようとすると、絵がイラスト的になってしまうのも分かるような気がします。

だからといって栗原さんの絵がイラスト的ということではなく、、、。

実のところ栗原さんの絵はそのような絵とは全く逆の方向を向いていると僕は思う。
もちろんそこに危うさがあるとしても。

会期中にはパフォーマンスがあったけれど僕は未見。残念。
かみさんが見てきたので、それにまつわる話はまた別の機会に、、、。

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ここからは余談です。

会場を訪れるとそこには撮影の機材が、、、。
あぁ、今日は最終日だし展示風景でも撮影しているのかな、と機材を避けながら絵を鑑賞する。

でも、それは展示風景の撮影ではなく別の撮影のようで、、、。
見る側としてみれば「それってどうなの???」と思ってしまう。

ギャラリーで撮影している場面に出会うことは珍しくないし、僕は見ないふりをするからいいけれど。
でも、それによって作品の見えが変わってしまうこともあるでしょうね。

つまり、そういうデリケートな部分が作品にはあるっていうことです。

2008.11.24

秘密の色層

20081124

かみさんと川村記念美術館でやっている『モーリス・ルイス/秘密の色層』展を見に行く。

リニューアルしてから初めて来たけれどいろいろきれいになったんですね。
でも作品貸し出しのためロスコ・ルームが閉まっていたのは残念。

でもでもそれを補って余りあるのが『モーリス・ルイス』展ですね。
作品が大きいということもあって展示作品はそれほど多くないけれど、ゆっくりと堪能するにはいいですね。

まぁ、欲を言えば違うタイプの『ヴェール』や、1954年からの一時期、スタイルを放棄した作品も見てみたかったですが、、、。

見に行けるかどうか分からなかったから、ホント見れて良かったです。

2008.11.18

ユーグレナ、ひとひらの声

20081118

右は上野慶一著『ユーグレナ』。
神保町でやっていたリトルエキスポでかみさんが買ってきたもの。

左は伊藤正人著『ひとひらの声』。
伊藤さんが以前小説を書いていたと伺ったので、、、。
先日、GALLERY CAPTIONに行った時にご本人から購入する。

こういうのって僕にとってはよい刺激になるんですね。
かわだ新書をやっていた身としてはウズウズします。

いつになるか分からないけど、いずれかわだ新書第3弾をやりたいですね。
それに向けて『アートする美術』『写真ノ書』も校正中!!

2008.11.15

岐阜へ

展示風景の撮影のため岐阜へ。
でも天気はあいにくの雨模様。やっぱり僕は雨男なんでしょう、、、。

さてと、夜の撮影が終わった後、HさんとYさんの3人でスペイン料理のお店へ。
途中、Yさんが所用でお帰りになった後はHさんと別のお店へ。

ロウソクと間接光で薄明るく照らし出された店内に流れるジャズ。
そして岐阜弁オンリーのお姉さんたちとそこに訪れるお客さんたち。

そんなお店の雰囲気を感じながら、
「こういうコントラストの展示ができたらきっと面白いだろうなぁ。」
なんて思ったする。

僕ひとりでは入れないだろうお店だし、そういう経験ができたのは良かったです。
次の展示に活かさねば、、、。