月別アーカイブ: 2006年8月

2006.08.31

アノニマス

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BRUTUSの最新号は「アノニマスデザイン」特集です。
展覧会の煩雑さに追われてついつい買うのを忘れていて、やっと今日、購入。明日には次号が出てしまうから滑り込みセーフ。バックナンバーを取り寄せるのも面倒だからね。
ところで、アノニマスなんて言葉を聞くと、僕なんかはアノニマスな写真の方をまず思い出しちゃうんだけど。アノニマスって言葉をはじめて知ったのも、中平卓馬や森山大道の写真を通してだし。昔、季刊誌デジャ=ヴュでプロヴォークの特集をやっていたのを思い出します。
さて、アノニマスデザインだけど、今年の6月にアクシスギャラリーでやっていた「スーパーノーマル」展にもあちらこちらに散らばっていて、僕にはとても刺激的でした。いわゆるアートと言われているものとはまた違ってね。
もちろん美術館やギャラリーに行ったりするけれど、最近はそれとはまた違った感じで、「スーパーノーマル」展とかに行くことが多くなった。恵比寿にあるマルタン・マルジェラのショップでやってた展示(展示と言ってよいのかわかりません、、、)も面白かったし。
何なんでしょうね。アートが何なのかとっても気になって仕方がないのに、興味の方向はあちらこちらへ、、、。その内、収拾がつかなくなっちゃうかもしれません。
では、最後に我が家にあるアノニマスデザインを。
僕がこよなく愛するお酒、ワンカップです。我が家にあるのはパンダの絵柄が描かれているものだけど、これってアノニマスデザインなんじゃないかしら。
しかし、ワンカップにこんなかわいらしい絵柄が描かれているとは、、、。これは知人に頂いたものだけど、こんなワンカップがあるとは知りませんでした。ちょっとカルチャーショック、、、。
本当は中身のお酒も残しておこうと思ったんだけど、そんなショックから立ち直るため、その日のうちに飲んじゃいました。中身はもうありません。

2006.08.30

未生の日本美術史

20060830

「未生の日本美術史」千葉成夫さんの最新著作物です。
まだ序文しか読んでないけど、しばらくの間はどこへ行くにも持ち歩いていくことになるでしょう。しつこい性格ゆえ、興味がある本はどこまでもランデブーです。

2006.08.29

アフタートークショー その1

さて、Stumpで行なわれたトークショーですが、どうだったんでしょうね。刺激的だったのかしら?
やっぱり最初は話し下手も手伝って、久しぶりに緊張しました。ひとりDJ状態、「こっこっ今回は、、、」みたいな感じでお聞き苦しいところもあったと思います。
さて、トークショーが終わってですが、言い回しが難しいところもあって、うまく話せなかったところが多々あったなぁといった感じです。僕がもっと明晰で話し上手だったらね、違うのかもしれないけれど、、、。
やっぱり、感覚的な部分の話は伝えづらいところがあります。そんでもって、そのあたりのことを堀さんがつっついてくるものだから、僕はあたふたでした。
でも、その感覚的にしか捉えられていないところが今回のトークショーの核心でもあったので、あんまりその話題から逃走してもねぇ、、、。うまくは話せなかったけど、その周辺の話題で何か見出せるものがあったかどうか。
しかし、トークショーは面白いです。文章にして書くより刺激的なところがあります。
今回のように対談で、相手の質問に寄り添いながら、自分をなるべくさらけだそうとしたときに訪れる、あの何とも言い難い感じ。展示している時に感じる「それ」に近いものがあるんですね。

2006.08.28

ちょっと小噺を

あるボクサーとトレーナーの会話
T :「よし、そこだぁっ、パンチ、いけぇっ~!」
B :「はっは~、うっ、う゛あぁ~」
T :「おいっ、なにパンチくらってるんだ。しっかりやれ。」
B :「でも、オレの持ち味はカウンターだって言ってたじゃないですか~、トレ~ナァ~。」
T :「相手のパンチをよく見ろ!駄目な時はガードだ!ここだと思った時こそカウンターだ。それまで待て!」
B :「本当はオレ、ストレートパンチで倒したいんですけど、、、。」
T :「お前のストレートパンチは読まれてる。相手が出てきた時、被せるようにパンチだ!それしかないっ!」
B :「でもトレーナー、相手がパンチを出すまでオレは何をすればいいんですか?ガードだけですか?」
T :「、、、、、。」
といった会話が続いている間に、結局、カウンターも読まれてダウンしてしまうのでした。
おちもないお話でした。
おしまい

2006.08.28

季節の変り目

昨日でStumpでの展覧会も終わり、今日は搬出でした。
しかし、何でしょう、展覧会が終わった時のこの感じ、、、。いつもの事なんだけれど、変な感じなんですね。
まぁ、自分の知らないところで作品が展示されているような売れっ子にでもなれば、そんな気分どこかに行っちゃうのかもしれないけれど。
何だか夏も後半に入り、Stumpでの展覧会も季節と共に終わった感じです。
「季節の変り目さ~、くしゃみをひと~つ」なんて歌ったのは細野晴臣ですが、細野さんにとっては本当に変り目だったのかもしれません。さて、今回の展示は僕にとって変り目になるのかしらん。