カテゴリー別アーカイブ: 雑感

2018.01.20

いくつか見てまわる、その3

さて、最後は府中市美術館でやっている「絵画の現在」展へ。

いくつか気になる作品があったけれど、、覚え書きとして木村彩子さんの作品について触れておこうと思う。

昨年の個展で絵の印象が変わったのを見て、そして今日、あらためて見て思うのは、以前も以後も光を感じる画面だったけれど、以後では光の質が変わったということ。
以前は反射する光のように感じられたけれど、以後は反射というより対象そのものが放つ光、輝きというのかしら。

きっとこれは木村さんの対象に向かう姿勢が変わったからだと思うんだけど、どうだろう。

2018.01.18

いくつか見てまわる、その2

撮影しながら銀座へ。

いくつかギャラリーを見てまわった後、ICCでやっている「坂本龍一 with 高谷史郎恵│設置音楽2/IS YOUR TIME」展へ。

会場に行くとちょうどライブ・パフォーマンスが開催中。

う〜ん、展示だけだったら別の印象を受けたかも、、、。でも、自身の作品についても思う事多し。
ジャンクなレコードばかり買ってなかなか進展しない作品(とっていよいのかわからないけれど)も、刺激を受けて打開できそうな予感ありです。

そんでもって、この展示を知るちょっと前に『async』という作品を知って(遅いですね)。

これまで坂本龍一の作品はあまり聴いて来なかったけれど、これはいいですね。
長く聴き続けて、いずれ息子にもって感じです。

ワタリウムでの展示も行っておけばよかったと後悔、、、。

その3に続く。

2018.01.13

いくつか見てまわる、その1

日比谷図書文化館でやっている「Artists meet Books 本という樹、図書館という森」展を見る。

若林さんが在外研修した時に収集した品々が展示してあったのは意外だったけれど興味深かったです。
若林さんの作品について考えると、それら品々もスケッチブックに描かれた風景のように、収集して分類することの中でスケッチの一部をなしていたのかもしれない、と勝手に思ったり。

あと、藤本さんの展示は会場が作品を展示する場所ではないだけに時々戸惑ったり、、、。
作品を見ながらそこにいる人たちを観察していると、熱心に調べ事をしている人たちの中にも意外と気楽に本を読んでいる人たちがいたり(失礼)。

作品ってそれとは関係なくても見る人に何かを気付かせたり、どこかへ誘ってくれる事もあるよなと感じだ次第。
今度はふらっと来てみようかしら。

その2に続く、、、。

2016.05.28

自然の鉛筆

写大ギャラリー『W.H.フォックス・タルボット写真展「自然の鉛筆」』を見に行く。

展示してある写真は、

これらのコレクションは、タルボットが制作した時代の紙質と極めて近い紙を特別に用意し、当時の処方で乳剤を作り塗布した印画紙に、タルボットが撮影した現存するオリジナル・ネガから、マイケル・グレイ氏(1989〜2003年 フォックス・タルボット美術館館長)によってプリントされたものです。(写大ギャラリーHPより)

これまで印刷媒体やウェブ上でしか見た事がなかったタルボットの写真。
再制作とはいえ実物を見るのはこれが初めてだから、何か沸き上がってくるものがあるかと思ったけれど、、、何もなし。

でも、だからこそ見てよかったと思う。
余計なものがないというか、それは写真ではあるものの、僕が思う(思っていた)写真とはまた別のものにも見えたし。

僕はこれまで写真に何を、何を写真として見ていたのだろうか。
考える事多し。

2013.03.16

トークの前にいくつか、餃子に日本酒

今日は夕方からゲルオルタナのトークイベントにゲスト参加の予定だけど、その前に展示をいくつか見に行く。
まずは東京国立近代美術館でやっている『フランシス・ベーコン』展へ。

作品の内容もさることながら、額装のガラスについてのベーコンのコメントも興味深かったですね。
鑑賞者も含めて対象との距離感の取り方とか。

さてお次ぎは上野の森美術館でやっている『VOCA』展へ。
こちらはさくっと見終えてっと。馬喰町へ移動。
gallery αMでやっている『絵画、それを愛と呼ぶことにしよう vol.9 小林正人+杉戸洋』を見る。

凄い事になっていますね、、、。
やり取りの結果としてそこに作品があるけれど、その過程がどうだったのか気になります。

さてと、ゲルオルタナに行くには程よい時間になったので錦糸町に移動。
トークイベントに参加して、夜は近所の中華料理屋でお疲れさん会。

僕は餃子をつまみに日本酒。
ちょっと飲み過ぎたかな、、、。