月別アーカイブ: 2013年11月

2013.11.25

M君、またどこかで

定期的に送られてる、かつて通っていた大学の情報誌。
いつも隅々まで目を通すことはないから、今回もパラパラめくるだけだった。

かみさんもいつもは僕と同じようにしていたようだけど、なぜか今回はいつもよりちゃんと読んだらしい。
そして見つけてしまった、ご逝去された方々の欄にM君の名前。

あなたにとって親友は誰、と聞かれれば、僕にとってM君が唯一だった。
といってもM君は僕のことをそう思ってはいなかったかもしれない。

大学を卒業してから徐々に会う機会も減り、ここ数年は郵便物も届かなくなった。
それでも僕はよかった。またどこかで偶然にでも会うことができればと思っていた。そして、僕の勝手な思いではあるものの、そういう関係を築くことを彼は許してくれるだろうと思っていた。

いろいろなことに敏感に反応するアンテナを持ち合わせていたM君。
何気ない言葉の中に鋭い指摘が含まれていることも多かった。
立ち居振る舞いはいつも色っぽく、そしてかっこよかった。

こんなかたちでM君のことを知りたくはなかったけれど、こんなかたちでしか知ることもなかったのかもしれない。
あなた、どうせいつものようにパラパラめくるだけでしょ。だからかみさんに今回はちゃんと目を通すようにと伝えておいたよ、とM君に言われているかのようだ。

M君、またどこかで。

2013.11.24

多摩センターで

多摩センターで遅めの昼食を食べた後、多摩美術大学美術館でやっている『若林奮 仕事場の人 DRAWING 1955-2003』展へ。

こうやって定期的に若林さんのドローイングを拝見できるのはうれしいですね。
彫刻作品に触れるのもいいのだけれど、ドローイングからも多くのことが見えてきて、とても豊かに物事を考える機会を与えられているように思う。

さてと、午後2時から酒井忠康氏の講演を聞いて、レセプション、2次会に参加。
来年の1月11日には座談会に参加します。

うまく話ができないかもしれないけれど、、、。
カタログに寄せたエッセーを中心に、そこに書かなかったことも話せたらと思っています。

2013.11.23

今日は初日でトークショー

今日は小林丈人展「二回転半ドロップ」の初日。夕方からはトークショー。
でもオープンまでにやらなければいけない事多し。

朝、寝坊しなければそんなに焦らなくてもよかったんだけど、、、。
今回の展示は、小林くんは作品をつくる、僕はそれを展示する、という役割分担。
だから小林くんは展示の構成にノータッチ。搬入中はアシスタントに徹してもらった次第。

さて、展示はみなさんに映るでしょうかね、、、。
小部屋では、5分間隔で休憩を挟みながら、小林くんとの対談映像がエンドレスで流れています。
僕はくだらない事ばかりしゃべっているけれど、小林くんはまじめです。

よろしくお願いします。

2013.11.15

若林奮 仕事場の人 DRAWING 1955-2003

またまた展示のお知らせです。

若林奮 仕事場の人 DRAWING 1955-2003

開館時間:10:00-18:00(入館は17:30分まで)
休館日:火曜日、年末年始(12.28-1.5)
入館料:一般 300円(200円)/大・高校生 200円(100円)
    *中学生以下、障害者および同伴者は無料
    *( )は20名以上の団体料金

多摩美術大学美術館

講演会「回想の若林奮」
日程 11.24
時間 14:00-15:30
講師 酒井忠康(世田谷美術館長)
会場 多摩美術大学美術館B1階多目的室
参加費 無料(ただし入館料が必要となります。)

座談会「仕事場の人 若林奮」
日程 1.11
時間 14:00-15:30
講師 浜素紀(工業デザイナー)、早矢仕素子(画家)、佐藤亮司(造形作家)、河田政樹(美術作家) 司会/小泉俊巳(多摩美術大学教授、若林奮研究会代表)
会場 多摩美術大学美術館B1階多目的室
参加費 無料(ただし入館料が必要となります。)

僕はカタログに文章を寄せて、来年1月の座談会に参加します。

2013.11.14

二回転半ドロップ

しばらく更新していませんでしたが、、、。
展示のお知らせです。

河田政樹キュレーション
小林丈人展「二回転半ドロップ」

2013.11.23-12.22
13:00-20:00(金, 土, 日のみオープン)
ゲルオルタナ

11.23 17:00-
トークイベント「心なきところにも働きがある」
岡田裕子(美術家)×河田政樹(美術作家)×栗原一成(美術家/多摩美術大学准教授)

11.23 19:00-
オープニングレセプション

僕はキュレーションで参加しています。
お時間がありましたら、、、。