月別アーカイブ: 2014年7月

2014.07.30

リニューアル前に、口頭詩

今月中にこのサイトをリニューアルする予定だったけれど、、、。
息子が通う公立保育所の廃園、民営化問題や家族で順番に体調を崩したりして、最終確認までたどり着かないまま。

保育所に関しては、今後どうなるのかまだわからないけれど、行政の一方的なやり方には憤慨。
まったく納得できるものではない。

ということで、僕なりにできる事はと思っていたら、保育部会による学習会あり。
テーマはずばり「えっ!公立保育所がなくなるの?!」。

学習会では保育について、民営化する事でどうなるのか、行政側の問題やこれからの事など、とても勉強になった次第。
親としても、これまでの大半をこの地域で暮らしてきた者としても、まだくじけるわけにはいきません。

さて、話は逸れるけれど、子供が口にした言葉を記録したものを「口頭詩」というらしい。
最初は???だったけれど、いくつか例を聞いていると、口頭詩を介して息子とまた何かできそうな予感あり。

ぼくのじじょう・僕の事情」のその後もあり得るな、これ。

2014.07.20

解像度

何かの時にふと思い出す事がある。
例えば、学生の頃の事。

昼休みになると、僕は誰とご飯を食べるわけでもなく近くの公園にひとりで行って、高台にあるベンチに半ば寝そべりながらタバコを吹かしていた。
空に浮かぶ雲を眺めてどこかふわふわと浮世離れした気分になったり。雲ひとつない晴天の時は「こんな空みたいになるにはどうしたらいいんだろう」と考えたり。

学校での生活が嫌でそこに行っていたというわけではなかったけれど、だからといって何をしていたのかといえば、ただ空を見上げながらタバコをぷうと吹かしているだけ。
ただ、そうして過ごしている時間がとても楽しかったし、あの時間は貴重だったな、と今でも思う。

でも、それが高解像度で思い出されるのかといえば、むしろ低解像度というか。
いくつかの出来事は思い出されるけれど、ほとんどは「あの時のあの感じ」といったように漠然としている。それでも確実に「あの時のあの感じ」として残っている。解像度は低いけれど、とてもクリヤーというか。

そう思うと、展示を見てくれた人それぞれに高解像度で残らなくてもいいのかな、と思ったりする。
何となく気になって、何かの時に思い出して、また気になって。

そんな事を、夜な夜なお酒を飲みながら、ふと思った次第。