2006.11.09

大学病院でAランチ

訳あって都内の某大学病院に行く。
以前、身内の病気で他の大学病院に行っていたので、初診がどのように扱われるのかは分かっていたけれど、この病院もご多分に漏れず、あらゆる場面で延々と待たされる。

でも何だろう、今日の医者は、、、。病状はちゃんと診断してもらえたけれど、どのように治療していくのかについては、まったく患者の思いは無視なんだもの。それに加えて「医者の考えが絶対で間違はない」と患者に押し付けるかのようなあの態度。不信感が湧く。
やっぱりね、医者にとっては大した病気じゃないのかもしれないけれど、体を預ける以上、どのようにその病気と向き合い治療していくのか、患者の思いをもう少し汲み取ってもらえないものかと思ってしまう。

これじゃ、お昼に食べたAランチと変わらないね。
つまり「コックは注文された料理を調理/医者は診断した病気を治療(手術)」する。そして「お客は料理を食べ/患者は処方された薬を飲み(術後のリハビリを行い)」「食べ終われば/体が回復すれば」「料金を払い/治療費を払い」「店を出る/病院から出る」と。
まだ飲食店の方がメニューから好きな物を選べるだけいいよ、なんて思っちゃう。食べたい物がなければ、店を出ればいいわけだし。まずい料理を出すお店にわざわざ食べに行く事もないわけだから、お客がお店や料理を選ぶように、病院や医者も選んでいきたいな、と思う。

「病は気から」というけれど、不信感を抱く医者に病気を治してもらったとしても、今度は気が病んで、ほかの病気を患ってしまいそうだ。