カテゴリー別アーカイブ: 雑感

2012.11.11

今日は雨なので

雨が降らなければ撮影でもと思っていたけれど、天気予報では今日は1日中雨降りのよう。
なので豊田市美術館と名古屋市美術館で開催されている『青木野枝/ふりそそぐものたち』展へ。

展示されている作品も違えば展示室の造りも違うから比べることはないんだけど、、、。
でも、僕は名古屋市美での展示の方が印象に残っているかなぁ。

たぶん建築との相性なんだと思うんだけど、豊田市美では作品の輪郭ばかりが目に入ってきちゃって何だか。
一方、名古屋市美では豊田市美では感じなかった展示室との関わりが見てとれる感じ。

もしかしたら意図的に見せ方を変えているのかもしれませんが、、、。

2012.04.21

よく見れば

ゲルオルタナでやっている「今日のなまえ/田中良太」展へ。

ちょうど居合わせたS君が「田中君って変わった絵を描くんだなぁ」なんて言っていたけれど。
確かにそういう印象はあるかも。
会場では田中君のドローイングブックが販売していたので購入。
対談も収録されています。

ところで、美術手帖の今月号は東京アートガイド特集。
ゲルオルタナも紹介されていて、そこには去年参加した「誰かの鳴らす音」展の展示写真が使われています。
そして、その写真をよく見れば、、、。

僕にはよい記念になりました。

2012.03.31

嵐の中で

今日は天気が崩れるとの予報。でも、見たい展示があるしな。
ということで、まずはTALION GALLERYでやっている『泉太郎キューレション展/有袋類』と『池田シゲルキューレション展/縁側のつなわたり無理強いの計』へ。

池田シゲルキューレションの方は、何も知らなければ、I君の作品展示だと思うかも。
展示内容は「アミダくじで選ばれた3人の作家が会期中もアミダくじの指示に従って展示していく」というものなんだけど。

I君の展示に見えちゃうかもしれないのは、きっと、、、。

アミダくじや会期中にやる事を決めた時点で。
いやいや、実際、I君自身もそのシステム(アミダくじ)を使って展示しているから。
そのシステムがあまりにもI君らしすぎて。

などなど、勝手に想像してみた次第。

さてお次ぎは清澄白河へ。
『潜態の場化/菅木志雄』展、『石井尚志』展、『LOVE もっとひどい絵を! 美しい絵 愛を口にする以上 2012, spring/小林正人』展など見る。

小林正人展は何でしょう、、、確かにひどい、、、。
でも、何かを予感させる感じ。次はどうなる?

さてと、ギャラリーを出て見えれば外は嵐。でも、傘がひっくり返ろうがあきらめません。
歩いてANDO GALLERYまで。『中沢研』展を見る。

ギャラリーの中を歩きながら作品を見ていると、時々、白い針金の部分が見えなくなったり。
作品の中程の高さには錆びた針金が横につながっているけれど、もしこれも白かったら、あるいは、作品全部が何も塗装されていなかったら、などなどまたしても想像してみた次第。

最後は東京都現代美術館へ。
『靉嘔 ふたたび虹のかなたに』展と『田中敦子-アート・オブ・コネクティング』展を見る。

『靉嘔』展は作品数の多さにびっくりしながら、ペインティングよりも版画の作品の方が魅力的に感じたかな。
一方、『田中敦子』展は見てよかったです。やっぱりよい作家です。

カレンダーの作品は相変わらずいつ見てもいいし、ドローイングと言っていいのかわからないけれど、紙に描いた作品もいいです。
欲を言えば、もう少し展示作品が多くてもよかったな、と思ったけれど、会期中に展示替えがあったんですね、、、。
残念。見たかったなぁ。

2012.02.12

妙な感じで

今日はいくつか展示を見に行く。

まずはswitch point『DANCING MOONS/利部志穂』展へ。
心境の変化でもあったのかしら。これまで抱いていた印象とは違った感じです。

お次ぎは小金井アートスポット シャトー2F『小金井アートフル・ジャック! “バミューダトライアングル”』展へ。

何かしらのルールに添って展開されている(と思う)I君の作品。
その近くでは同じく何かしらのルールに添って遊びに没頭する子ども達やエクササイズする大人達。

そんな状況を眺めていると、何だか妙な感じがした次第。
まったく相容れない物事が、ルールに沿って、という共通点で妙にパッケージされている感じがして、です。

最後はgallery ni modo『あかりの湖畔 原画展/木村彩子』を見て帰宅する。

2012.01.14

勝手にというわけでもなく

今日は午後からアーティストトーク。
と、その前に村田さんによる詩の朗読。
初見でしたが、いろいろ考える事が出来た次第。

おもむろに会場に現れた村田さん。
しゃがみ込みながら床に置いた紙に詩を書き、しばらくすると立ち上がり詩を朗読。そして会場を後にする。
観客はといえば、注視する人、流し見する人、無視する人等々。
そんな観客の仕草も含めて、会場に現れた景色が僕にはとても刺激的でした。

何て言ったらいいんでしょうね。
作品は立ち現れているのに、見る事も見ない事も許されているというか、、、。
作家も観客もお互い勝手に、という感じでもないんですね。

さてとアーティストトークはひと企画30分ということで、僕は1、2個質問に答えて終了。
懇親会をやり過ごした後は『緘黙する景色』の参加作家とほか数名で飲み。

千種の夜は更けていく。