カテゴリー別アーカイブ: 雑感

2013.03.15

最後はたしかめて

展示をいくつか見に行く。
まずは『中沢研』展(ANDO GALLERY)。

お次ぎは銀座に移動して、、、。

『アトリエのセザンヌ/鈴木理策』展(Gallery Koyanagi)
『NUDE / A ROOM / FLOWERS/野村佐紀子』展(BLD GALLERY)
『パラの模型/ぼくらの空中楼閣/パラモデル』展(メゾンエルメス)

『アトリエのセザンヌ/鈴木理策』展では映像作品が新鮮だったなぁ。

さてさてお次ぎは六本木へ。
『不意打ち/髙柳恵理』展(TIME & STYLE MIDTOWN)を見る。

こういうところで展示すると作品は否応なくおしゃれに見えるんだろうけれど、、、。
そこにピリリと違和感を与えている感じ。
特に花瓶に枯れ枝を逆さに挿している(置いている?)作品は、家具や観葉植物となじみながらそんな印象を与えていたかな。

さぁ最後は代官山で『たしかめる/泉太郎』展(アーツイニシアティヴトウキョウ)。

今回は作品(展示)に参加できるという事で積極的に参加してみる。
といってもイスに座っているだけなんだけど。

でも、そこから見えてきたのは「見る/見られる」「覗く/覗かれる」だったり、視線を向けているんだけど、それがズレてしまうというか。
動物園の写真もなかなか変な感じです。

明日はゲルオルタナのトークイベントに参加の予定。
よろしくお願いします。

2013.01.19

対照的に、振り返る

20130119

今日はかみさんに息子をお任せして展示をいくつか見に行く。

まずは東京都現代美術館へ。『MOTアニュアル2012』『アートと音楽』『MOTコレクション』展と続けて見る。

見終わっての感想はといえば、『MOTアニュアル2012』については作品を見るというよりは考える(させられる)といった感じかしら。それと解説や文章、字幕などなど、文字をいっぱい読んだ感じ。
それは制度に関わる作品(といってよいかわからないけれど)やそういう印象を与える展覧会だったのもあるのかも。

一方『アートと音楽』はといえば、『MOTアニュアル2012』とは対照的にちゃんと作品してました。もちろんそれでいいと思うし気になる作品もあったんだけど、今日の僕にはこの対照的な感じが気になった次第。

あと気になったのは展覧会タイトル。これが『美術と音楽』あるいは『アートとミュージック』や『美術とミュージック』だったらどうなんだろう、、、。やっぱり違うかな。

さてとお次ぎは無人島プロダクションでやっている『没落THIRD FIRE/風間サチコ』展へ。

今回もユーモアを交えながらとても考えさせられる作品ですね。
ご本人と話してみて、今回の作品は時事的ではあるけれど、そこを通らならければ先に進むことは出来なかったんだと実感する。それを思うと僕は、、、。

風間さんの作品は大人はもちろん、子供が見ても何か反応を示すだろう、間口が広い作品だとあらためて思ったり。

最後は銀座でギャラリー小柳と藍画廊に寄って。
それにしても今日は自分がやってきた事も含めて振り返ることも多かったなぁ。

おっと、もうこんな時間か!息子を病院に連れて行かなければ。
間に合うかしら、、、。

2012.12.16

絵が描きたくなるということ

朝、早々に投票を終えて佐倉へ。
川村記念美術館でやっている『中西夏之』展を見に行く。

率直に感想を言えば、、、。

これまで中西夏之の何を見て来たのかと自分の眼を疑いたくなるくらい良い印象。
そんな事もあって、最近、買うのを控え気味だったカタログを購入。
講義録も気になったけど、予算的に今日は厳しい。

さてとお次ぎは無料バスに乗って千葉市美術館『須田悦弘』へ。

最終日だからでしょうか、けっこう混んでますね。部屋の中で1人ずつ鑑賞する作品には長蛇の列、、、。
でもどうなんだろう、1人ずつ鑑賞する作品よりほかの作品の方が良かったかな。

さてさて最後はゲルオルタナで『カフェ栗原一成』展。

映像作品を見ていると展示されている絵の事がよくわかる感じ。
映像の最後で「翼をください」を歌うところなんて、つい笑ってしまったけど、すぐに重要なパートだなと思った次第。

これは余談だけど、何かの拍子に絵が描きたくなる時ってあるんですね。今日の場合は『中西夏之』展を見ている時。
もちろん絵じゃなくても絵を描きたくなる時はあるけれど。
音楽を聴いている時、真似るわけでもなく音を奏でたくなる衝動に似ているのかな、と思ったり。

2012.11.25

いざ岡崎へ

昨日までは岐阜駅から木曽川まで歩いて撮影しようと思っていたけれど、、、。
朝起きたら何となく電車に揺られたい気分。という事で予定を変更して岡崎に行く事にする。

まずは東公園にある旧本多忠次邸で『親密な空間・私の記憶』展へ。

今日はアーティスト・トークがあるようだけれど、帰りの時間もあるので僕は失礼して。
公園に併設されていた動物園でポニーと触れ合いながら公園内を撮影。撮影の後は岡崎シビコ、岡崎公園と展示を見てまわる。

ちなみに一連の展示はあいちトリエンナーレ地域展開事業として企画された『岡崎ART & JAZZ』。

さてさて展示もひと通り見終わったという事で撮影モードに切り替えて。乙川を中心にウロウロと。
でもどうした事か、途中から当初予定していた木曽川まで歩いて撮影する案が気になり始めて、、、。
川辺でしばし物思いにふける。

個展最終日も岐阜を訪れる予定だから、その時は木曽川まで歩いて撮影しなければ。
まぁ天気次第なんですが、、、。僕は雨男だから雨の確率大かも。

2012.11.23

最後は納得

今日は朝から雨降りだけど、いくつか展示を見に行くことにする。

『野草のことば』展(YOYOGI ART GALLERY)
『さかぎし よしおう』展(GALERIE ANDO)
『古道具その行き先 -坂田和實の40年-』展(松濤美術館)
『醒めない蜜の味をちょうだい』展(waitingroom)
『陰影逍遥/高馬浩』展(Gallery Cocon)

『古道具その行き先 -坂田和實の40年-』展はいろいろ考えさせたれたかな。
でも今日は『陰影逍遥/高馬浩』展が一番気になった次第。

ギャラリーに入ってしばらくは作品の点数が多いなぁと感じたけれど。
1階から3階まで行きつ戻りつ展示を見ていると、段々とその感じは薄らいで、、、最後は納得。
しかるべき所、必要だと思われるところに作品がある感じ。

彫刻や壷、窓、天井から差し込む光などとの関係の中で、1枚の絵とだけ向き合うのとはまた違った角度から、それら絵に近づく事ができる展示だと思う。

展示をしたのが髙柳恵理さんのようで、そう思うとまた別のところで納得したりも。

さて、明日は再び岐阜へ。
あらためて自分の展示がどう見えるのか、、、。