2006.11.29

吉本新聞

昨日、新聞の夕刊を見ていたら『吉本新聞』なるものが折り込まれていた。
時々変な広告が入っているけど、これはなんでしょ。発行所は吉本新聞社だって。

四面組みの薄いもので、広告の割合が40%ぐらいあるから記事自体は多くないけれど、やっぱりね、お笑い好きとしてはついつい読んじゃう。
内容は時事ネタをつかったり、天気予報をもじって芸能予報としていたり、爆笑、、、とまではいかないけれど、それなりに楽しめるものです。

んでもって、一面の記事には「2016年、夏季オリンピックが東京で開催なら、お笑いを正式種目に申請」だって。
お笑いを「日本を代表する文化的競技」と位置づけ、「ボケとツッコミのペアから繰り出される華麗な技の数々は、必ずや世界のスポーツファンを魅了するだろう」。選考基準は「オモロイこと」ただ一点。
吉本興業の芸人、シベリア文太さんは「世界の大舞台で、自分のスベリ芸がどこまで通用するか挑戦したい。全世界の人から『寒い』と言われ、地球の温暖化防止に少しでもお役に立てば」とコメント。

まぁ、お笑いで温暖化が解消されることはないと思うけれど、でも、思い悩んだときにお笑いを見る事で解消してしまうことは多々ある。その反面、笑った後の静けさで、また思い悩んでしまうこともあるんだけど、、、。
でも、やっぱり僕にとってお笑いは大事なんですね。
吉本的なものに限らず、広く芸能と言われているものが規制されたりするもんなら、まったくつまらないな、なんて思う。
だいたい、辛辣な顔ばかりしてられないもんね。そんな顔ばかりしてたら、大して難しくない事も難しく捉えちゃうよ、なんて思うし。

これはずっと思っていることだけど、自身のつくっている作品も、常にユーモアを持っていたいな、なんて思う。
そして、できることなら自身の作品を笑い飛ばせるくらいの、お笑いに通じる批評精神も持ち合わせていたいな、なんて思ったりもするわけです。

*太字部分は『吉本新聞』からの引用