2006.09.10

はいからはくち

当たり前のことだけど、ミュージシャンは他人の曲をカバーしたり自曲をセルフカバーしたりするわけです。
で、はっぴいえんどのアルバムなんてのを日がな一日聴いていると、同じ曲でもさまざまにアレンジされた曲があって、それで一日が終わっちゃうくらい面白いわけです。
例えば、セカンドアルバム『風街ろまん』に入っている「はいからはくち」なんて、シングル版の「ダ・ドゥ・ロン・ロン」風なアレンジがアルバムではまったく違ったり、ライブになるとファンクなものまでいろいろ。
一つの曲をさまざまに解釈して作り直す。いいですね。魅力的です。
アーティストによくありがちな自己模倣ってものから遠く離れっちゃっている感じがね。教訓にもなるわけです。
「危ないよ、このままだと」なんて言われているみたいでね。