年別アーカイブ: 2008年

2008.10.25

with はっぴいえんど

20081025

岡林信康にそれほど興味があるわけではないんだけど『岡林信康コンサート』購入。
ここでしか聴けない「はっぴいえんど」の音源があるので、、、。

ついでに高田渡と加川良の音源も。

ヘンテコな組み合わせだけど、ウェス・モンゴメリーのCDも同時購入。
ウェスに岡林 with はっぴいえんど、、、。

例えてみればコーヒーにおにぎり with クリームあんみつってところでしょうか、、、。

2008.10.24

メメント・モリ

20081024

藤原新也 著、新装版『メメント・モリ』が届く。

文字が銀色になっていてこれも変更点なのかな?
以前のものが手元にないから比べられないけれど、、、。
でも見る角度によって文字が見え隠れする感じが新鮮でいいですね。

こうやってあらためて見直すとこの本と出会った当時の事を思い出します。
若かりし10代の僕は藤原新也の著書に結構影響を受けたものです。(同時に抵抗も、、、)

さて、その影響と抵抗は中年になった僕にどう現れているんでしょう。

2008.10.18

思いつくままに

所用で京橋に出たので、南天子画廊でやっている岡崎乾二郎展を見る。

2点組のペインティングや小品に加えて3点組のペインティング。
3点組は見たことありませんね。

2点組のペインティングに見られたお互いに補っている感じ(人によっては入れ子と捉えるかもしれない)が3点組のペインティングにはあまり見受けられませんね。

でも3点組なんですから何かそこには組とする理由があるでしょう。
そこでしばし眺めてみる事に、、、。

左と真ん中のペインティングは同じ比率でサイズ違いかな?
真ん中と右のペインティングは縦の長さが同じで、、、右は正方形っと。
何か関係しあってますね。でもあからさまにというわけではない。

これは、、、えぇ~と画布の上で起きている出来事、平たく言えばある雰囲気の共有なのかな。
3点組で必要なのはそれぞれ一枚のペインティングでなされている事自体の共有、、、かな。

よく見れば2点組で見られたぺインティング間でのストロークの反転や反復は1枚のペインティングの中に圧縮されていますね。

これまでの2点組のペインティングとか見ていて楽しいところもあったけれど、何だか物足りない、もう1軒行こうかなんて感じがあったけれど今回の3点組はどうでしょうね。

お粗末でした。

2008.10.17

考える事は一緒ですね

夜、かみさんと浅草のカレー屋で待ち合わせる。

となりの客がうるさくてひと言言ってやろうと思ったけれど、気の弱い僕は現状維持。
かみさん曰く、反対側に座っていたカップルも嫌がっていたらしい、、、。

さて本題はここから。

カレー屋を出た後、明日の食材を買いに近所のスーパーへ。
と、入口でカレー屋にいたカップルとすれ違う、、、。

何だよ、行動パターンが一緒じゃん。かみさん爆笑。
明日の夕飯も同じだったりして、、、。

2008.10.09

品川に目黒

時間が出来たので美術館巡りをする。
まずは原美術館でやっている『米田知子 – 終わりは始まり』展へ。

この人の作品、僕は嫌いではないけれど、やっぱり気になるところがいくつかあるわけです。

というのも、僕は写真には写るものしか写らないと基本的に捉えているし、何より写真を通して記憶や写らないモノや事についての考察が藤原新也のある作品を思い出させてしまうから。
こんな捉え方は論外かもしれないけれど、、、。

藤原新也は東京漂流という本で似たような事をやっているんですね。

どういうものかというと、かつて金属バットで両親を撲殺するという事件がありましたが、その現場(家屋)を時間をおいて何枚か撮影するわけです。
そして最後の写真は家が取り壊され雑草が生えた空き地。

どうでしょう。
米田知子の作品にとってキャプションが大切な要素になっているように、藤原新也の写真にもちゃんとコピーがついついます。

「血飛沫(ちしぶき)をあつめて早し最上川」

このコピーが付いているのは、事件現場の家をあたかも住宅広告みたいに撮影した写真ですが、、、。

さてとお次は目黒区美術館でやっている『丸山直文 – 後ろの正面』展へ。

こうやって作品をひと通り見ると、丸山直文は悩んで行き詰まってもステイニングという技法を捨てなかったことがわかりますね。
絵描きではない僕からみると、描く事に行き詰まった時って何か描く理由を探したくなるんだろうけど、ステイニングという技法を保持したまま、変に演歌っぽくならなかったのがよかったんでしょうね。

さてと、最後の部屋にある記録映像は興味深かったですよ。