カテゴリー別アーカイブ: 書籍

2010.02.14

バレンタインは高田渡と

20100214

NHK教育でやっている『こだわり人物伝』。
今月の特集は「高田渡」。

この番組、テキスト本も販売されていまして、、、。
バレンタインということで、かみさんがチョコと一緒にプレゼントしてくれました。

そんなテキスト本から高田渡の言葉を。

僕の歌は、反権力という点で根っこは同じでも、
主義主張を正面からぶつけるのではなく、
遠回しに表現するタイプのものが多かった。
あたりさわりのないことを歌いながら、
皮肉や批判や揶揄などの香辛料を
パラパラとふりかけるやり方が好きだったのだ。

2010.02.09

家具の音楽

サティは<家具の音楽>について「メロディアスで、押しつけがましくなく、ナイフとフォークのカチャカチャいう音を、抑えるのではなく和らげる音楽である。しばし客にふりかかる気まずい沈黙を埋めるための音楽。平凡でありきたりな場所を容認する音楽。同時に、無神経に割り込んでくる通りの喧騒を中和する音楽。私はそういった音楽を想定している」と書いている。

デイヴィッド・トゥープ『音の海』より

2010.01.09

音楽から解き放たれるために

20100109

昨年の暮れから読み始めた原雅明著『音楽から解き放たれるために』。

これ読んでよかったです。僕にはとても響くものがありました。
intro.からPART1だけでも興味深いです。

いつものように僕がいる現場(アート)に置き換えて考えてみても、、、ですね。
音楽に限らず、今、自分のまわりで響いているサウンドとは、そしてそれとともにある言葉とは。

そんな風に読み進めることもできる本です。

2009.11.30

平凡パンチの三島由紀夫

20091130

椎根 和 著『平凡パンチの三島由紀夫』を読む。

特に三島由紀夫が好きというわけではありませんが、、、。
新たな三島像も見えてきて興味深いものがありますね。

特に彼の死生観ついてあらためて考えてもいいかな、と思った次第です。

2009.11.12

所沢より

20091112

所沢ビエンナーレ「引込線」のカタログが届く。

思っていたより分厚いですね。テキストも多いし読み応えありそうです。
全て読み終わったら展示と合わせて感想でも。

ちなみにTattaka a.k.a.こと高橋辰夫さんが「美術はまたはじまる – 2010年美術の旅」と題したテキストで僕の作品について触れてくれています。

よろしかったら、、、。