2007.08.05

絵と植物

展覧会に使う植物たちの手入れをするため実家に帰る。
足りないものは購入して新たに庭先へ。展覧会までに無事根付いてくれたらいいけれど、ちょっと時間がないかな、、、。

そんな大小さまざまな鉢植えを見ていてふと思う。
「絵も鉢植えのように捉えることができるんじゃないか」と。

例えば、鉢植えの植え替えって、よく考えれば植物は何も変わらなくて、入れ替わったのは鉢の方なんですね。
仮に「支持体」が「鉢」で「描かれたもの」が「植物」だとしたら、絵も鉢植えの植物と同じように植え替えることが出来るんじゃないかと思うわけです。

つまり、そこで入れ替える(書き換える)ことができるのは「そこに描かれたもの」ではなくて、支持体である「紙やキャンバス」の方なんじゃないか、ということですね。

まぁ「だから何だ」と言われればそれまでだけれど、、、。
日がな一日植物を眺めていると、ふと、そんな事を考えたりするものです。