allery Jinでやっている『レクイエム 2／正木隆』展に行く。

彼の絵って意外とマチエールがあってデコボコしているんですね。
シンプルな形象とは反比例するかのような感じです。
こういう事は記録写真ではなかなか分からないことですね。

そして、そんな絵をしばらく見ていると、
「彼のような作家が写真を撮ったとすればどんな写真を撮るんだろうか」
などと思ったりもする。

彼なき今、そんな事を考えても仕方のない事かもしれないけれど、、、。

雑誌『広告批評』が来年の4月で休刊みたいですね。
本屋に行けばなにげにチェックしていたし、時には「これは!!」と思う特集に出会ったものです。

またひとつ、好きな雑誌が消えて行く、、、。
寂しいものです。

東京都現代美術館まで『通路／川俣正』展と『MOTアニュアル2008／解きほぐすとき』展を見に行く。
まずは『通路／川俣正』展へ。

これは通路というより迷路といった方がいいかもしれませんね。
まぁ迷路も通路でできているんだけど。
だけど、ひと通り見た後に残る、何だか煮え切らない感じは何でしょう、、、。

会期中はフリーパスだし、いろいろなイベントに参加したり、何度か行けばこの印象も変わるのかもしれません。

さてとお次ぎは『MOTアニュアル2008／解きほぐすとき』展へ。

出品作家が5名ということもあって、天井高のある展示室をたっぷりと使っていますね。
でも、これは傾向なのか天井高に合わせてなのか、作品が大きかったり点数が多いのは気になるところです。

巨大イカを釣り上げる醍醐味もあるけれど、ホタルイカを食す楽しみもあるわけです。