2007.12.07

諦念の野心家からメキシコへ

今日はお昼過ぎに埼玉近美のMさんと打ち合わせ。
展覧会カタログのためのちょっとした質疑応答だったけれど、やっぱり僕の作品ってつかみ所がないんですね。僕自身そう思うし、、、。
でも、どんなテキストをMさんが書かれるのか楽しみです。

さてと、ちょっと時間があったので関口国雄さんの展示を見に行く。
場所は京王線百草園駅に隣接している日野市百草図書館1階。

以前から関口さんの疾走感というか、その振り切り度合いが気になっていたけれど、よりスピード感が増したような気がする。
それに着地点さえ定めないこの走りは見る者を戸惑わせもしますね。

でも、図書館1階という場所も含めて、美術や図書館を利用する住民との接点が関口さん特有のものが感じらてね。
ドローイングには「諦念の野心家」と書かれていたけれど、一緒に展覧会をしてから気になる作家です。 

さてお次ぎは広尾にあるEMON PHOTO GALLERYでやっている『尾仲浩二/馬とサボテン』展へ。

メキシコでの撮影とのことだけれど、どこで撮ろうが尾仲さんのカラーは変わりませんね。
この独特の色といいね、今回はパノラマの写真もあってちょっと新鮮でした。

うぅ~ん、尾仲さんの写真を見ていてもそうだし、絵を描き始めてからというもの、以前にもましてカラー現像への欲求が高まりますねぇ。

さぁどうする?機材を揃えるとなるとそれなりの出費だ。