2007.07.02

亀の子たわし

20070702

最新号のAERA。「未上場アート 今が買い」なんてタイトルの記事があったので読んでみる。

ふ~ん、いろんなコレクターさんがいるんですね。いいのかな、悪いのかな。
でも、このような人たちがいるおかげて作品で飯が食えると思えば悪くないのかもしれません。作品も大事にしてくれそうだし。

でも、僕はこちらの記事にぐぐっと惹かれてしまいました。

販売から100年、特許庁の年表にも明記されている「亀の子たわし」。
職人曰く「でも、誰でも簡単に作れますよ。そこがすごい。やってみます?」だって。

僕はオリジナリティーとか大して気にしていないし、どちらかと言えば最後に残るカスのようなものだろうな、なんて思っているんだけれど、この言葉を読むとそれに拍車がかかっちゃう感じがする。
つまり、亀の子たわしを前にして「個性だ!オリジナルだ!」なんてことは恥ずかしくて言えませんっていうことなんだけれど。