2007.06.06

病は気から

訳あってかみさんと一緒に大学病院に行く。

以前、同じ病気で診察してもらったけれど、今日の医者はとても好印象。
だって、以前診てもらった医者は、病気の説明もろくにしないまま、患者の不安をあおるような事ばかり言って、とても不信感でいっぱいになったからね。

でも、今日の医者は病気の説明はもちろんのこと、もし手術をするのであれば完治の度合いやリスクなど、、、何より患者の言葉に耳を傾け、できる限り病に対する不安を取り除いてくれる、その態度がとてもいいんですね。
病気に対する気持ちがとてもゆるやかになってね、治療にも前向きになれるし。いや~医者を変えてホントよかったです。

さて、これは余談だけれど、ある知人の身内が治る見込みのない病気に冒された時の事。
その身内に対して担当医は「治る見込みのない患者に対して何を施せというのか」と言ったそうな、、、。

まぁ、その担当医にとっては「やることはやったから」という事なんだろうけれど、治る見込みがないと診断されながらも、その病気と共に前向きに生きていきたいと思っている人に対して、少なからず医者が言う言葉ではないだろうと思うわけです。
それに、人間なんて病気になろうがなるまいがいずれみんな死んじゃうんだからさ、そんな事を言うのであれば医者や病院なんていらなんじゃないの、なんて思うわけです。

僕は「病は気から」とつねづね思っているんだけれど、そういう話を聞くと「きっとその医者にとって「病は気から」なんてことは一番信用できないことなのかもしれないな」なんて、偏見を承知で思ったりもしてしまうわけです。