2007.05.24

かみさんを間違える

ちょっと前の話になるけれど、SHUGOARTSでやっていた『なぜ、他ならぬ横浜図鑑か!!/中平卓馬』展での事。

小山登美夫ギャラリーで『空への近道/杉戸洋』展をうちのかみさんと見た後、せっかくなのでSHUGOARTSに寄ってみると、そこには入り口の仮設壁に投影された写真を眺めている中平卓馬が、、、。
かみさんと「あの人、中平卓馬だね。」「横浜で見た時と同じ赤い帽子かぶっているよ。」なんて話しながら、二人で仮設壁の先にある作品を見に行く。

僕は一番奥に展示してあるピンで吊るされた写真たちを、かみさんはその手前にある大判の写真を見ている。
しばらくして、何やら僕の背後に視線を感じたものだから「かみさんもこっちを見に来たのかな」なんて振り返ると、なんと腰をかがめ僕を見つめる中平卓馬が、、、。しばし僕と中平卓馬は見つめ合う、、、。

僕はてっきりかみさんかと思ったんだけど、腰をかがめた中平卓馬はうちのかみさんと同じ位の背丈で、しっかり間違えました。
でも、中平卓馬の眼をしっかり見る事ができたのは何よりの経験です。何てったってとっても澄んでいるんですから!

いや~立ち寄ってよかったです。かみさんには悪い事したけど、、、。