2007.04.27

細野晴臣トリビュート

20070427

『細野晴臣トリビュートアルバム』を聴く。
しかし、ヴァン・ダイク・パークスのカバーは笑っちゃうくらい面白いね。他のアーティストでも気になるものはあったけれど、彼のはだいぶはみ出しちゃっていて、やっぱり変な人だな、なんて思う。

で、そんな事を思いながらCDを聴いていると、アートでこのようにトリビュートするとすればどうなるのかな、なんて考えちゃう。

音楽には他人の曲をカバーしたり、自曲をカバーするセルフカバーだってある。そして、このようなトリビュートアルバムのようなものもある。
もちろん、原曲通りにカバーする必要もないだろうし、それぞれアーティストの解釈でいいわけで、僕にはそういうことがとてもゆるやかでいいな、なんて思うわけです。

そして、あらためてヴァン・ダイク・パークスの『イエロー・マジック・カーニバル』を聴いてみると、賛辞や尊敬の意を含むトリビュートアルバムというものの中で、彼のカバーはその意をもう一歩踏み込んだ解釈の仕方かな、なんて思う。

相手の楽曲に寄り添いつつも自分の方へちゃんと引き寄せていてね、トリビュートになっていながら彼の作品としてもちゃんと聴けるのが面白いと思うわけです。