どうもこのところ塞ぎ込むことが多くそれも酷く。
波があるからいい時は何でもないけれど、下り坂になると、、、。
かみさんが心配してくれて、心療内科を予約してくれる。
そして、今日がその初診日。かみさんと一緒に病院へ。
問診の結果、「鬱」に片足を入れている状態だそう。
このままだと近いうちに「鬱」になるとの事。
その原因はいろいろあるけれど、やっぱりお酒のよう。
去年の7月に体調を崩してから禁酒していたけれど、正月に飲んだのがいけなかった。
お酒のスイッチはショートしたんだろうと思っていたのが、易々と復活。
楽しくというよりはとにかく量に傾いた飲み方も災いしたんだろうと思う。
で、薬を処方してもらって、そして次が肝心。
「禁酒」
身から出た錆だ。
もうお酒を飲むことはないだろうと決心。断酒祭と称して息子とかみさんを交えて家にあるお酒を全て台所に流す。
10代からお酒を飲み続けてきた僕にとっては辛いところだけど、去年、禁酒していた時を思い返せば、楽しいこともあったし、いろいろ発見もあった。
例えば僕の場合、禁断症状なのかもしれないけれど、聴覚に変化があった。
夜中に目が覚めて、横になりながらどこからか聞こえてきた消え入りそうな音に敏感になったり。コップに水を注ぐ音に聴き入ってしまったことも。そして、それはただの生活音でしかないのかもしれないけれど、辺りで豊かに響く音の中に浸ってみたり。
今思えば、そんな体験が今年5月の藍画廊での展示に繋がったような気がする。