2006.09.16

深夜に陽水

深夜に帰宅してテレビをつけてみれば、そこには井上陽水。
歳とって円熟味が増したかな?何だか歌声もエモーショナルになってきているような気がするし、、、。
それに加えて、ユーモアというか、斜(はす)に構えていながらも決して嫌みな感じにならない、あの語り。小気味よく毒も効かせてね。
そんでもって、自分に対しても斜に構えちゃっているんだもんね。
あぁ、あのくらい自分や自曲についてユーモアをもったり、斜に構える事ができらたな、なんて思うわけです。
僕なんかには、そんな斜に構えながらもユーモアをもって自分や自曲に接していくことが、結果として「客観的にもの事を見ていく」ってことにつながっていくんじゃないかな、なんて思えちゃう。
黒いサングラスの奥で鋭く光る細い眼。きっとその眼差しは語られるユーモアとは裏腹に、冷静沈着、物事をはっきりと見定めているんだろうな。