2009.11.14

鎌倉へ

かみさんと鎌倉まで展覧会を見に行く。
まずは寺院を使った展覧会『鎌倉巡空』展へ。

円覚寺塔頭 龍隠庵での鵜飼美紀さんの展示はいろんな意味で興味深かったです。
生憎の雨降りで鵜飼さんが意図している状況とは違っていたようだけど、、、。
でも、僕には気になりませんでしたよ、作品が汚れていても。

むしろこのまま放っておいたら庭に馴染んでね。汚れることなんて気にならなくなるかもしれません。
下町の路地で見かける半ば放ったらかしの植物にみたいにです。

ちなみに僕はそんな植物たちに魅力を感じているわけですが、、、。

さてと他の寺院での展示を少し見た後は神奈川県立近代美術館へ。
『すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している/内藤礼』展を見る。

作品の内容は置いとくとして、壁面の展示ケースをこんな風に使うのは面白いですね。
それに対して屋外での展示は、、、。

雨は止んだとはいえ風はまだ強く。自然には逆らえませんね。
特に繊細な作品の場合はです。

まぁ自然に限らず変化する状況にどう対応するか、意見は分かれるところでしょう。
つねに理想の状態を保つように周りの状況に逆らうのか、あるいは変化する状況に寄り添うのか。

どちらでしょう。