2016.05.28

自然の鉛筆

写大ギャラリー『W.H.フォックス・タルボット写真展「自然の鉛筆」』を見に行く。

展示してある写真は、

これらのコレクションは、タルボットが制作した時代の紙質と極めて近い紙を特別に用意し、当時の処方で乳剤を作り塗布した印画紙に、タルボットが撮影した現存するオリジナル・ネガから、マイケル・グレイ氏(1989〜2003年 フォックス・タルボット美術館館長)によってプリントされたものです。(写大ギャラリーHPより)

これまで印刷媒体やウェブ上でしか見た事がなかったタルボットの写真。
再制作とはいえ実物を見るのはこれが初めてだから、何か沸き上がってくるものがあるかと思ったけれど、、、何もなし。

でも、だからこそ見てよかったと思う。
余計なものがないというか、それは写真ではあるものの、僕が思う(思っていた)写真とはまた別のものにも見えたし。

僕はこれまで写真に何を、何を写真として見ていたのだろうか。
考える事多し。