しかし、本書はそのように名づけられながらも、無名のまま読者に届けられてもいます。なぜなら、本書をどう名づけるのかは著者の義務であり、同時に、本書を読む、読者の自由でもあるのですから。
2002年3月20日 著者
『アートする美術』(かわだ新書001) / 2002年 / pp.ⅰ-ⅱ
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