一本の線を綴ること、カメラのシャッターをむやみやたらに押すこと、言葉をつづること、鉛筆を削ること、本を読むこと・・・。全てを「素描」ととらえた場合、無駄だと思っていたことを肯定することができた。それは、私自身の記憶の集積でもある。
「素描の部屋」/ TOKI Art Space / 2002年