月別アーカイブ: 2010年6月

2010.06.19

メモワール

20100619

古屋誠一『メモワール. 』展を見る。

目の前にある光景を撮る。
普通さの強度ってあるんですね。

それに最後の「メモワール」としながらも、その最後の展示構成を学芸員に委ねる。
興味深いですね。

「彼女の死後、無秩序な記憶と記録が交錯するさまざまな時間と空間を行きつ戻りつしながら探し求めていたはずの何かが、今見つかったからというのではなく、おぼろげながらも所詮何も見つかりはしないのだという答えが見つかったのではないかと」

というインタビューを読むと、展示構成を任せた理由が伺えるような気がします。

2010.06.17

原因と結果:哲学

ルートヴィッヒ・ウィトゲンシュタイン著『原因と結果:哲学』を読む。

ウィトゲンシュタインの書籍をそれほど読んでいるわけではないですが。
でもウィトゲンシュタインの考えには興味がありますね。
読み返す事も多いし、突然扉が開かれる事も多いです。

という事で同書より気になったところをひとつ抜粋。

86節 哲学の困難は、学問に関する知的な困難ではなく、態度変更の困難である。意思の抵抗が乗り越えられなければならない。

ちなみに、、、。
上記の「哲学」を「アート」や「美術」に置き換えてみると。
まったく余談でしかないですが。

2010.06.16

アナザーワールド

千葉市美術館『伊藤若冲 アナザーワールド』展を見る。

会場に入ってしばらくは若冲の作品がない、、、。
どんな展覧会なんだろうとちょっと不安になったけれど。
それは最初だけでした。

水墨画が多く展示されていたのは良かったですね。
それに同じ題材の作品をまとめて見れたのも。

あらためてその良さを堪能してお腹いっぱいになりました。

2010.06.09

エグルストン

20100609

原美術館『ウィリアム・エグルストン:パリ – 京都』展を見る。

う~ん、いいですね。
特に「パリ」のシリーズはドローイングと相まって不思議な感じです。

それに色がとても生々しいですね。
被写体の切り取り方や映り込みも妙です。

さてと、カタログはまだのようだから予約して。
ついでに『WILLIAM EGGLESTON PARIS』と『Pictures of the Real World (In Real Time)』を購入。

そんでもって『William Eggleaton : Photographer』の日本語字幕版DVDが販売との事。
帰宅したら予約しなくちゃ。

2010.06.06

最後は祭りでかち割り

20100606

身の回りでいろいろあったし今日は自宅でゆっくりと、と思ったけれど。
かみさんと足利市立美術館に行く。

ちょうどお昼に足利市駅に着いたので、まずは腹ごしらえ。
その後、少し散歩して美術館へ。
僕も出品している『THE LIBRARY ASHIKAGA』展と『カイガのカイキ』展を見る。

自分の作品を手に取ってみて、、、恥ずかしい。
いつも展示の時は恥ずかし気持ちになるけれど、今回は不甲斐なさも。
どうなんだろう、、、。

さてと、散歩もしたし早々に帰宅して近所でやっているお祭りへ。

今日の夕食はオム焼きそばにからあげ、大阪焼き。
かみさんはデザートにクレープとかち割り。
もちろん僕はかち割りの替わりにアルコールです。

確か去年はラムネ味のかち割りだったかしら。
今年はメロン味です。

毎年思うけど凄い色ですね。それに金魚すくいの袋だし、、、。
でも、かみさん曰く「この袋で飲むからいいんだよ」との事。
確かにコップで飲んでも味気ないかも。

ちなみにかち割りの出店で行列していたのは、、、。
僕たち以外ほとんど子供でした。