カテゴリー別アーカイブ: 展覧会

2019.10.05

出来事と記録、ひしひしと

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埼玉県立近代美術館でやっている『DECODE/出来事と記録 – ポスト工業化社会の美術』展を見に行く。

初っぱなから金村修の作品にやられる。でも、ちょっとやりすぎかな?
で、「絶対現場」のスライドショー。

学生の頃、何かの雑誌でその記録写真を見てから、ずっと気になっていたので。
といっても、詳しく調べる事もなく、ただ僕が気になっているのは、つくるってどういう事なのってこと。

スライドショーを見ていると、どう見たって最初は解体現場にしか見えないし。
でも、最終的にそれは解体されるわけだし。
だけど、それはつくることに向けられているんだろうし。

さて、先週見た展覧会が対照的だったのでちょっと。
それは『まなざしのあわい/伊庭靖子』展と『岸田劉生』展。

『まなざしのあわい/伊庭靖子』展はそこに映る雰囲気を写し取る感じ。
『岸田劉生』展はそこにあるものをつかみ取る感じ。

いや〜、『岸田劉生』展のこのつかみ取る感じ、凄かったです。
切実というか、ひしひしと伝わって来ました。

2019.04.28

高密度で高解像度

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いくつか展示を見てまわる。
まずは、東京都写真美術館でやっている「ヒューマン・スプリング/志賀理江子」展と「写真の起源 英国」展へ。

「ヒューマン・スプリング」展でも思わぬ気づきがあったけれど、「写真の起源」の高密度にはやられました。
展示されている写真は不鮮明だったりボケていたりするけれど、デジタルが謳う高解像度とは違う意味で、僕には高解像度に見える。

高密度で高解像度。
後年に同じ方法でリプリントされたものであったとしても、やっぱりこの魅力は実物でしか味わえないでしょう。

さてと、お次ぎはGYRE GALLERYでやっている「精神的辺境の帝国/デヴィット・リンチ」展へ。
分かりやすい場所にありながら、不慣れな土地ゆえ、少し迷いながら、、、。

最後はTOKI Art Space「山際にふれる/小林花子」展を見て、家路につく。

2019.04.21

しっかりとした意思の身軽さ

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gallery21yo-jでやっている『island/諏訪未知』展を見に行く。

いや〜見れて良かったです。
何と言うのか、程よく力が抜けていて。
かといって、ゆるいという訳では全然なく。

開かれた窓を風が自由に行き来するような。
そして作品はその境に佇んでいるような。

制作プランも受ける風によってその都度、変更されるのかなと思ったり。
しっかりとした意思の身軽さを感じながら、鑑賞した次第。

ありがとう。

・・・・・

さてさて、帰りに本屋に立ち寄って『ことり/小川洋子』著を買う。
新聞で紹介されていて気になったので。

感想はまた後日、、、。

2019.03.23

充実して

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東京都庭園美術館でやっている「岡上淑子 沈黙の奇蹟」展を見る。

本館の展示は会場の雰囲気と作品が妙に合っていて。
ゆったりとした気分で鑑賞する。

で、新館に移動するとまったく別の、、、。
会場を行きつ戻りつ、気になった作品を確かめながら。

どちらにしても、じっくりと。

で、お次ぎは、目黒区美術館へ。
「目黒区美術館コレクション」展を見る。

こちらも充実。
山中信夫の「マンハッタンの太陽」はいつ見ても揺さぶられる。会えてよかった。
そして、鈴木省三の絵画も。

最後は、銀座に移動してギャラリーをいくつか。

2019.03.21

アンビルドの

埼玉県立近代美術館でやっている「インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史」展を見る。

会場に入って初っぱなからやられました。
映像化されたタトリンの「第3インターナショナル記念塔」。
何だろ、このゾクゾクする感じ。

ほかにもこの人がこんな構想をなどなど。
興味深く拝見した次第。

で、先日、新聞を読んでいるとメタボリズム建築の現状について書かれていた。

そうだよな、残せるものは残して欲しい。
いろいろ問題はあるにせよ、ですね。

そして、かつて白井晟一設計の善照寺を撮影のために訪れた時のことを思い出す。

その時は境内だけでなく本堂にも入らせて頂いて。
撮影が目的だったけれど、しばらくは何もせずウロウロしたり佇んだり。

とてもよい時間だったな。