2006.09.03

アフタートークショー その3

20060903

これは僕の事だけに限ったことかもしれないけれど、、、。
やっぱり自分の作品がどう見られているかは気になるけど、好きに見てもらって構わないよ、なんてところもあるわけです。だから、作品の感想を言われて「それはちょっと違うよ。これはね、、、」なんて軽々しく返答するのはどうなの?なんて思う。
それよりも「その感想、面白いね」「僕はそう見ていなかったよ、新鮮だな」くらいの事を言えたらね。
結局、作家の意見が一番正しいのってどうなの?なんて思っちゃうもんだから、いろいろな感想なりにイチャモン付け始めると、僕の作品ってそうしないと見ることができないのかな、そんなに貧弱なのかな、なんて思ってしまう。
作品の前では見ることも目をつむる事も許されているわけだし、作家の意見なんて聞かなくてもね。いろいろな解釈があって当然だし、むしろ、いろいろな解釈ができたほうがいいんじゃないかな、なんて思う。
CAPTIONやStumpで植物や写真を展示したのもそういう考えが基本にあったし、植物や写真なんてそれぞれの言葉で会話することができるでしょ。
小難しいことはあるにしても、今のところ僕にはそういう事を含めた環境作りが魅力的なわけです。